「ラウンドアバウト(環状交差点)」の交通方法が定められ、9月1日より施行されました。
これに伴い交通標識も新設されたようですね(まだ見たことがないけれど)。
おそらく世界一有名であろうと思われるラウンドアバウトが、フランス「シャルル・ド・ゴール(エトワール)広場」
「中央島」にあたるのがご存知「凱旋門」ですね。
シトロエンの本拠地のフランスでは「当たり前」に採用されているこのラウンドアバウトですが、さてこれから日本で大いに普及していくのでしょうか・・・
ラウンドアバウト方式では、交差点に進入する車両の速度が自ずと抑制されること、理屈の上では正面衝突(またはそれに準ずるオフセット衝突)が起こりえないこと、などから「安全性」「静粛性」に秀でていると考えられます。
さらに、停電を伴う災害時に通常通りに運用できることも利点です。
一方、その構造上過大な交通量を消化することは難しいと言われております。
日本人の国民性に鑑みるならば、大きな交差点にはやや不向きと言えそうです。
現在のところ全国で34ヶ所の交差点が「環状交差点」の指定を受けたとのことです。
埼玉県内でもいく箇所か心当たりがありますが、残念ながら今回の指定は受けていない模様。
住宅地や市街地への流入部等に設置されると効果的かもしれませんね。
今後の展開に「期待・大」です!