まもなく到着する期待の「NEW C4 PICASSO」の故郷はどこでしょうか?
「NEW C4 PICASSO」はその全数が、スペイン・ガリシア州の「ヴィーゴ(Vigo)」のアセンブリー工場で生産されています。
スペイン国内のPSA(Peugeot Société Anonyme)の完成車の生産は現在2拠点で行われており、もう1箇所は首都である「マドリード(Madrid)」です。
生産規模は圧倒的に「ヴィーゴ」が勝り、担当する車台も大きなサイズです。
日本には導入されていませんが「シトロエン・ベルランゴ」「プジョー・パルトネール」といったLCV(Light Commercial Vehicle)の生産拠点として以前から大きな出荷規模を誇ってきました。
従来の「C4 PICASSO」もこの工場で生産されていたんですね。
私などは「スペイン」と「自動車」の結びつきがどうもピーンとこないのですが、ヨーロッパ車メーカーの多くが生産拠点を置いている「自動車産業の盛んな国」なんだそうです。
日本には導入されていませんが、「セアト」というV.W.グループ傘下の乗用車ブランドがスペイン唯一の民族系のマスプロ自動車メーカーです。従って大多数の完成車工場は、ドイツやフランス等の出資によるものです。
「ヴィーゴ」はまた「ヨーロッパ最大の漁港」を持つ港湾都市でもあり、超・大手の水産会社「ペスカノバ」社の本拠地でもあります。
ヴィーゴ湾がリアス式海岸であるという点では異なりますが、日本で言えば「静岡県」を彷彿とさせるロケーションですね。
この街から「NEW C4 PICASSO」は遥々海を越えて日本に届きます。
Bienvenidos!(いらっしゃい)
さあ、いよいよ日本のお客様のもとへ!