みなさんこんにちは。
シトロエン美女木 営業部 小川でございます。
本日は、バッテリーのお話を。
バッテリーはクルマに必要な電気を貯めておく重要部品です。
エンジン稼動中に電力を貯え必要な時に放出します。
そもそものバッテリーの役割とは何か?
・エンジン始動
・ヘッドライトやウインドウデフォッガー、ワイパー、時計、車載コンピューター(ECU)などの電装品に電力を供給します。
バッテリーが劣化する理由
①充放電サイクル
電装品を使用するとバッテリーは放電と充電を繰り返し、このサイクルによって劣化します。エンジンがかかっていない時にラジオやヘッドライトなどの電装品を使用すると、電力はバッテリーだけから供給され、バッテリーの放電が激しくなります。
②電気回路の不具合
オルタネーター(発電機)の能力が落ちてきて、バッテリーを十分に充電できないと、バッテリーは早く劣化します。また、オルタネーターの充電が過剰だと、バッテリーは過充電のなって劣化が進みます。
③温度環境
高温度下ではバッテリーの陽極板が損傷し電解液の導電率が減少してバッテリーの劣化が早まり、損傷します。
使用環境にもよりますが、バッテリー交換時期の目安としては2年~3年ぐらいです。
当店では車検や12ヶ月点検やエクスプレスプラン等のご入庫の際にバッテリーをチェックさせていただいております。
初回車検の際はほとんどのお客様に交換のお勧めをさせて頂いています。そして約9割のお客様に車検整備と合せてバッテリー交換をご用命いただいています。
バッテリーがあがってしまうと車は動きません。あがってしまってからでは大変です。
ロードサービスを手配するなどの方法しかございません。
バッテリーがあがりエアコンが効かない車内で、ロードサービスを待つのは想像するだけでも避けたい状況です。
場所が場所だと、3~6時間ぐらい到着までかかることもあるそうです。
早目の交換をおすすめいたします。